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逆浸透膜浄水器による放射性物質除去性能について
RO逆浸透膜浄水器アクアストリートASDHO-1DF

 今般の原子力発電所の事故により、水道水に放射性物質が含まれた場合、水道水を原水とする浄水器の放射性物質除去性能についてご説明申し上げます。

 水中に存在する放射性物質とは、放射性物質が付着した「微粒子」として【混入】している場合と、「イオン状」として【溶解】している場合とがあります。

 逆浸透膜とは、「イオン状」として水に【溶解】している物質を除去するためにつくられており、その口径は 約0.0005ミクロンとされ電子顕微鏡でも観察できない極めて微少な大きさです。
 「微粒子」の場合は一般的な浄水器でも除去可能な場合があると考えられますが、イオン状として溶解している場合、ろ過方法としては逆浸透膜以外では除去できないとされております。

 当社製造の逆浸透膜浄水装置アクアストリートで実際に放射性ヨウ素の除去性能試験を実施した結果、90%を超える除去性能が確認されました。(大阪市立大学)

 尚、逆浸透膜自体の除去性能につきましては、米国NSFインターナショナルにおいて、ラドンやラジウム226/228などの放射性物質除去性能試験においてその除去性能を確認する方法が規定されていることからも、逆浸透膜によれば放射性物質が除去できる、と判断することもできます。

◆NSF International とは
 NSF Internationalは、独立した民間の非営利の第三者認証・試験・規格開発機関として科学者、技術者、学識経験者、及び分析の専門家たちによって設立されました。食品関連製品が公衆衛生に関する規格に定められている基準に適合するものかどうかを試験し認証を行います。また1998年からはWHO(世界保健機構)の飲料水の安全と処理のための協力研究機関として専門的な技術のサポートを提供している団体です。

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