塩素は何が問題なんですか?

塩素は第一次世界大戦中に開発された毒ガス兵器として有名です。 その後、水道水を消毒する場合、水中に混入する菌類やバクテリアを死滅させるのに、塩素はとても有効な手段であり、しかも安価であることから重宝されております。 しかし、塩素が水中に存在する藻類などと化学変化を起こし、発がん性物質を大量に生み出してしまうことが判ったのです。バクテリアによる疾病も嫌ですが、塩素化合物によってガンになるのも嫌ですよね。 そこが問題なんです。 つまり、病原生物から水を守っていただいた後、取り除かなくてはならないのです。 経済産業省の規格では、「塩素がとれるもの」、それを浄水器と呼んでいます。