ボトルドウォーターと宅配水

水道水から塩素を除去した水は「ミネラルウォーター」とも言えます。ボトルドウォーターの水質基準はわずか１８項目です。
水質基準項目から考えると、水道水はボトルドウォーターより厳しい安全基準に守られた水と言えます。

ミネラルウォーターとは

特定水源より採水された地下水のうち、地下で、滞留又は移動中に地層中の無機塩類が溶解したもの。

• 原水は、場所さえ決めればどこで取水してもよい。
• 水質基準は１８項目。うち６項目については水道水の水質基準よりはるかに甘い。
• ミネラル成分がほとんど含まれてなくてもよい。
• 後からミネラルを添加してもよいものもある。
• ろ過して加熱殺菌さえすればよい。

細菌類が入ってないだけで安全なのでしょうか？

ボトルドウォーターとは

飲用適の水（純水、蒸留水、河川の表流水、水道水など）

• 飲料用の水であり、処理方法の制限はない。
• 水源は特定する必要がない。
• １８項目の水質基準をクリアすればよい。

良い水・悪い水、あなたは区別できますか？

価格、容器リサイクルコスト、CO2排出問題

ボトルドウォーターの価格は、容器代・運送代・生産コスト・人件費などがかかり、１リットル＝１００～２００円（当社調べ）。これに対して、水道水は１リットル＝０.３円（東京都）です。

容器のリサイクルには、生産→配送→販売→回収→運搬→洗浄という手間がかかり、当然コストに影響を与えます。

また、このリサイクルフローにはトラックや工場からの排出ガスが伴い、CO2の排出なくしては成り立ちません。

宅配水も同様のことが指摘できます。